電話占い紫苑の代表霊能者

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2015年のひとりごと

 

2015年の天紫苑のひとりごと

皆様こんにちは、天紫苑です。一年振りのご無沙汰でございます。毎年一回、一年の流れを振り返って年末に記すこの「ひとりごと」ですが、今年もまた公私ともに様々な出来事があり、何から書けば良いかと迷っております。若干とりとめのない話となりますが、どうぞご容赦ください。


龍神界との交流

まず、私事についてですが、昨年行いました霊山にてのお籠もりの成果もあり、一人の霊能力者として、また会社経営者としても、多くの気づきを得られた一年となりました。とくに霊能によって交流できる次元の幅が広がりを見せたことは、私にとってはまたとない大きな収穫でした。
具体的に申し上げると、龍神界の一部の存在と頻繁に交流できるようになりました。龍神界というのは読んで名の通り、龍神様がお住まいになる特殊な霊神界です。この次元の存在は他の高位霊界とは異なり、天体や自然の運行を司るお仕事をされています。他の霊界と同じく階層構造ではありますが、どの層にも人霊はほとんどおらず、いわゆる自然霊より進化を遂げた龍神、精霊神、山の神、海の神、空の神などで占められているのが特長です。さらに神界と霊界の中間にあって、両次元の橋渡しをする重要な役目も担っています。
肉体の衣を持つ人間が、この次元と交信するのは大変難しいとされています。たとえ格の高い行者であっても、ほとんどの場合は先方から一方的に託宣を降ろされるのみで、自らの意志で龍神界とのコンタクトを取れる者は稀です。日本古来の説話伝承などには、雨乞いに際して高僧が龍神を使役したという話も残っていますが、この場合の龍神というのは正しくは自然霊界の龍体で、龍神に進化する前段階の存在です。その龍が物質世界の時間単位に換算して数万年、数十万年ほどの長く厳しい修行を続けることで、初めて神の位を得て龍神界へ昇ることが許されるのです。


視野を広げることの大切さ

このような特殊な霊神界に、一介の霊能者に過ぎない私がコンタクトできるようになったのも、昨年の霊山でのお籠もり修行がきっかけでした。修行地では毎朝と夕刻の二回、浄化の滝行を励行していたのですが、ある早朝そこへ私の守護霊筋と縁の深い白龍様(水龍)が現れて、「このたび、晴れて龍神界に住まいを移すこととなりました」とのご挨拶をいただきました。さらにもしこちらの要望があればその都度、下の霊界の眷属を通して、求められた問いに答える用意をすると申し出てくれたのです。私が修行していた滝を守る水龍様とその白龍様がたまたま同族の出であったらしく、「お前が守護する筋の人間がここに来ているぞ」とわざわざ伝えてくれたようです。
以来、今年に入ってから数回、今は龍神に昇格したその白龍様と交信いたしました。こちらの質問内容は主に宇宙の経綸に関わることだったのですが、教えていただけた情報をつなぎ合わせることで、今まで私が学んできた心霊学理論の知識をさらに深めることができたのは、我ながら大きな収穫でした。龍神界と繋がれたからと言って、物質世界でのご利益の類はほぼありません。満たされるのは霊能者としての好奇心、向上心のみと言っても良いでしょう。ただし、何事においても以前より広い視野を得られるようになったという点では、ささやかながら現世的な利得があったとも申せましょうか。
会社経営を長年続けておりますと、突発的な出来事や理不尽な目に遭遇するのは日常茶飯事で、その度に嘆いたり落ち込んだりを繰り返しておりましたが、通常の霊界以上の高度な次元に触れることが可能になったおかげで、全ての物事を相対的に客観視するという習慣がいっそう身に深く染み込み、良いことも悪いことも余裕を持って受け止められるようになりました。たとえ仕事で嫌なことがあっても、宇宙の深遠な真理の前ではそんなことは塵にも等しいと考えれば、一瞬にして気持ちが上向きます。仏教で言われる不動心の境地です。龍神様との交信うんぬんは別として、こうした心の持ち方、視点の変え方は皆様にもぜひ体得していただきたいと思います。


社会情勢などについてのひと言

ここ数年、スタッフや所属鑑定師との会話の中でも、世知辛い話を聞く機会が多くなりました。「お客様の訴えられる悩みの内容が、かなりシビアなものになってきた」というのです。政治家や官僚の見解とは裏腹に庶民生活の中で相も変わらず長引く不景気、そしてそれが生み出す富の集中と格差社会。そうした中で、恵まれずまた報われることもなく、もがき苦しんでいる方々が大勢おられます。
電話占い紫苑の立ち上げ当初は大半のお客様が妙齢の女性層で、その悩みの中身も専ら恋愛と結婚に関する事柄でした。しかし、今も脳裏を去らぬあの東北大震災の前後あたりから、そうした従来の傾向に著しい変化が現れました。純粋な恋の悩みは減少し、代わって就職、転職、リストラ、あるいは事業経営や家計に窮しての相談事が急増しているのです。どれも突きつめてみればお金の問題。就職にしてもやり甲斐ではなく、給与の高さばかりが重視されています。あるいは結婚の相談にしても相手の経済力が最大のポイントで、肝腎の恋愛感情からはあえて目を背ける女性が増えているという悲しい現実も折に触れて耳に入ってまいります。“好きな人よりもお金のある人と結婚した方が幸せになれる”そう信じ込んで夫婦になったとしても、根本に愛のない家庭生活が果たして長続きするのかどうかは甚だ疑問です。
スピリチュアルの世界では、2012年にアセンションが起こり、人類の全体意識が高次の次元にシフトすると喧伝されていました。その真偽はともかくとして、私が霊視する限りにおいても、ここ十年あまり、少なくとも精神性において多くの人々は確実に進歩しています。世代によってばらつきはあるものの、宇宙レベルでの深遠な神性に目覚めつつある人間の数が増えているのです。しかし一方では、かつてのバブル期を想起させるような利己的な拝金主義も再び頭をもたげ、それらが善悪入り乱れたカオス状態を作り上げているのが今の日本社会と言えるのではないでしょうか。さらにその混沌は我が国のみならず、今や世界中を覆い尽くしているようにも見えます。2015年は中東シリアで深刻化する内戦と、それに関連したテロリズムが世情を騒がせた一年となりました。これもまた、混沌の闇の力の為せる業であると申し上げる他ありません。終わりの見えないその混沌の世の中でどうのように生き抜いていくか、それが私たち個々の人間にとっての来るべき2016年の課題なのではないかと思います。
欲望の足し算ではなく引き算で、自分にとって本当に大切な物を発見して、それを守り抜くことができた人だけが、この厳しい時代に真の幸福を掴むことができるのではないでしょうか。また上で申し上げたように、日々の生活においては、良いことも悪いことも含めてひとつひとつの出来事に一喜一憂せず、できる限り広い視野を持ち続けて、物事を客観的かつ相対的に見つめるという思考の癖をつけることが何よりも肝要です。想念エネルギーの法則に当てはめれば、凶事へのこだわりがさらなる凶を呼び込むことは必然。逆に良いことが起きた時にもそれに執着や慢心をせず、あえてさらりと受け流すことで運気の流れを常に高く保つこともできるのです。


電話占い紫苑の鑑定方針について

世情の移り変わりを敏感に感じ取り、それを鑑定業務の中に的確に落とし込んでいく。私は常々、所属鑑定師やスタッフに対してそのようなことを申しつけております。世の中の最新の動きを知ることで、お客様の深層ニーズを正確に掴むことができるからです。
例えば表面的には恋愛についてのご相談であっても、実は深刻な金銭問題が潜在しており、しかもそれが当世蔓延するリストラや派遣切り、ブラックなアルバイトなどの事象に関わっているとすれば、鑑定師の側はそれらの状況を包括的に把握して、霊視や透視後のアドバイスに反映させる必要があります。求められた事柄を言い当てることはもちろん重要ですが、いくら的中率が高くてもそれだけで悩みの解決に至るとは限りません。お客様に寄り添って最善の道を指し示す、そのためには霊能者の側もまた、世間離れした孤高の人であってはいけないのです。
2016年は政治経済を含めて国内世情の不安定化も予想されますので、年末の現在、全鑑定師に対して「来年は今年よりもなおいっそう、シビアで複雑な問題を抱えるお客様の数が増えると思いますが、各自、霊能術の研鑽と情報収集を怠らず、どのような悩み事に対してもきちんとした回答を導き出せるよう努力を続けてください」とすでに訓示を終えたところです。どうしても解決の目途がつかず、悩み事や問題を来年まで持ち越されるという方も、私共がお力になれるかもしれません。お気が向くようでしたら、ぜひ電話占い紫苑にご相談ください。


2016年に向けた開運法の提案

龍神界の話に立ち戻りますが、今年の晩秋に降ろされた白龍神からの最新のご宣託によれば、2014年や2015年に引き続いて、2016年もまた地殻の活動が活発化し続ける一年となるとのことでした。火山の噴火や大きな地震はなるべくなら避けて欲しいというのが人間側の願いではありますが、すでに地球全体が大規模な地殻変動期に入っており、こればかりは甘んじて受け入れる他はありません。
しかし悪いことばかりではなく、良いこともあります。それは日本列島全域における火山活動の活性化に伴って、大地が発するプラスエネルギーの量も総じて増大しているということです。風水では富士山や阿蘇山などに代表される巨大な火山を源流とする地の気の流れを地脈または龍脈と称し、そのラインに添う形で大地のエネルギーが還流するとされています。特にその噴出口である龍穴のある場所は繁栄を約束された地として尊ばれ、現在の皇居一帯にも大きな龍穴が存在していることは、風水や方位術などを多少とも学んだ方には常識です。実際には龍穴の存在以外にも、地形の選択による五行バランスの調和など細かい条件は多々あり、その辺は割愛させていただきますが、東京(江戸)は精緻な計算を施された世界に誇る一大風水都市なのです。こうした地の気を上手く吸収することで、私たち個人のレベルでも運気の上昇を図ることができます。
全国各地には俗にパワースポットと呼ばれるエリアがあまたありますが、この時期にそうした場所を訪れれば倍増の効果が見込めるでしょう。ただし、ブームに乗ってこじつけ的にパワースポットと名付けたような観光地では駄目ですのでご注意ください。古来続く由緒正しい神社や寺院は大抵の場合、太い地脈の真上に建てられています。どれが本物のパワースポットなのか判断がつかないという方は、とりあえずそうした場所を目標地点にしてください。できるだけ足繁く通い、時期的に増幅された特別な地脈のエネルギーを全身に浴びるのです。さらにその土地に温泉があれば、そこでの入浴時間を取ればさらに効果的です。なお時間とお金に余裕のある方には、伊勢、戸隠、出雲、熊野、高千穂など国内の代表的な聖地をひと通り巡り歩くこともお勧めします。倍増された大地のパワー(御神気)を身に受けることで、おのずと霊的感受性が高まり、それによって運気向上の端緒を容易に掴み取ることができるでしょう。ぜひ、あなたも実践してみてください。

2016年が皆様にとって、開運、良き転機、そして発展の年となりますことを心より祈りつつ、この辺で話を締めくくらせていただきます。



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