電話占い紫苑の代表霊能者

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ごあいさつ

 前回の更新から、はや一年近くが過ぎてしまいました。
 忙しさにかまけてついつい更新を先伸ばしにしてしまいまして、本当に申し訳ございません。
せっかく立ち上げたこのHPも、もう少しマメにいじりたいとは思っているのですが、会社の経営と鑑定師という二足のワラジを履いている身では、プライベートの時間を取るのもなかなかままならない有様でして、日々、元気に忙しく働ける身を有り難いと思う一方で、今年こそはせめてこのページの文章をじっくり書くくらいの時間は確保したいとも願ってはいるのですが、果たしてどうなることやら…。
 新年早々、何となく気弱なごあいさつとなってしまいましたが、皆さんは、今年はどんな年にしたいと考えておられるでしょうか。

 恋愛、仕事、人間関係など、胸の内に秘めた想いはそれぞれだとは思いますが、どうか皆様がその希望や夢を、今年こそ実現なさいますよう、心よりお祈りいたしております。


純愛ブームについて

 話はがらりと変わりますが、昨年から引き続いての『韓流ブーム』、相変わらず衰える気配がないようですね。ゆっくりテレビ鑑賞をする時間がないせいもあって私自身は未見なのですが、じつはごく身近にも『冬のソナタ』を見て熱烈なヨン様ファンになってしまった同年代〜少し年上の友人が数人います。いくら仕事が忙しいからといって時代に乗り遅れるのも何だかもしゃくなので、「あのドラマのどんなところが良いの?魅力はどこにあるの?」と彼女たちにたずねてみました。すると、異口同音の答えが返ってくるのです。

「(あのドラマでは)若い頃に、夢に思い描いていたような男女の純愛がこれでもかというくらいに繰り広げられている。それに魅せられてうっとりとするのが楽しい」のだとか…。

 そんな友人の中には十代の頃の自分の恋愛経験とドラマを重ね合わせているらしい人もいて、その女性は現在、一児の母である三十代の主婦なのですが、あのドラマを見て以前に付き合っていた彼のことをあらためて思い出し、当時、内緒で実家にしまっておいた当時のラブラブ写真などを急に引っ張り出してきたものの、それが旦那さんに見つかって夫婦仲が少し気まずくなってしまったとか。

当人は笑い話のつもりで私に話してくれたのですが、彼女の最後の言葉を聞いて、私は思わず首を傾げてしまいました。

「あらためて分かったのよね。今の旦那は大切な人だけど、本当に愛しているのは、あの時の彼だけなんだってことを…」と、彼女はどことなく遠い眼差しをしながら、真顔で言ったのです。
思い出は美化される、というのはよく聞く言葉ですが、大切な家族を養うために毎日一生懸命に頑張ってくれている今の旦那さんより、昔の恋人の方を愛していると言うのは、虫が良すぎるというか…ずいぶんと身勝手な話ではないかと、正直、私は感じました。

 昨年は若い人たちの間で『世界の中心で愛を叫ぶ』や『今、会いに行きます』といった小説や映画が大きな話題を呼び、空前の純愛ブームなどとも言われました。若者もオバサン世代も、みんな「純愛」に踊っていたわけです。

ヨン様もセカチューもろくに知らない人間が憶測で物を言うのはおこがましいかもしれませんが、多くの人たちがことさら「純愛」に惹かれる裏には、現代社会特有の何かとても寂しい感情が潜んでいるような気がしてなりません。

はっきり言ってしまうと、それは一種の空虚感のようなものだと思います。もちろん、世俗的な欲得を離れた純粋な愛というものが存在することは私も認めますし、大多数の方々は純粋な娯楽として「冬ソナ」や「セカチュウ」の世界を楽しんでおられるのだということも十分に理解しています。ただ、とくに男女の恋愛に限って言うと、狭い世間しか知らない多感な思春期の頃ならともかく、立派に成人して生きている男女の心に夢物語のような「純愛」を強く望む気持ちが生じる時というのは、得てしてその人自身の精神状態が弱っていたり、強い孤立感を持っていることが多いような気がします。少なくとも私の鑑定経験では、自分を取り巻く身近な人間関係に希望や信頼が持てない方に限って、現実には有り得ないようなプラトニックな愛情への憧れが強いですし、相手に対する『純粋な愛情』という言葉を殊更口に出す相談者に限って、心の奥底ではすごいエゴイストだったりすることが多いですよ(笑)。

私の物の見方はちょっとシニカルでしょうか?これを読んで、もしお気を悪くされた方がいらっしゃったら先に謝らせていただきますね。でも、本当に幸せな愛情関係というのは、男女の結びつきにおいて互いの肉体と精神のバランスがほどよく取れた状態であると私は常々考えておりますし、肉体的な結びつきばかりに偏重した男女関係が不安定であるのと同じくらい、精神的な価値観だけに偏った恋愛は自然の理に反していると感じざるをえないのです。
 


最近の鑑定で思うこと

現在、私は自分が経営する会社の業務がかなり多忙であるせいもあって、電話やメールでの鑑定人数をかなり限定しておりまして、多くのお客様にご迷惑をお掛けしております。このことについては本当に心苦しくまた申し訳なく感じておりまして、なかなか予約が取れないという方々にはこの場を借りましてあらためてお詫びさせていただきます。
本当にごめんなさい。

と…私自身のお詫びはひとまず脇に置いておかせていただきまして(いつも言葉ばかりでスミマセン)、最近の自分の鑑定や他の鑑定師たちとの話を通じて思ったことを少し書かせていただくことにいたします。

昨年の暮れ、当社所属の男性鑑定師の一人である嶺仁(れいじん)先生と話す機会がありまして、その時に出た話です。この嶺仁さんは経歴の長いベテランということもあって、電話相談されるお客様からの指名人気もかなり高い方なのですが、お会いした時にはそれがちょっと疲れたような顔をされていました。
「いやあ、占いブームというのも善し悪しですねえ…」
 二人で話をするうちに、嶺仁先生の口からふと、そんな言葉が洩れたので、すかさず私が「どういう意味ですか」とたずねますと、
「つい昨晩、若い女性のお客さんから、婚約者のことで相談をされましてね。その相談者自身がかなりの占いマニアらしくて、風水とか大殺界とか、やたらと詳しかったんですよ。で、結婚相手という男性は同じ職場の同僚だったのですが、他に女性がいるとか、性格に問題があるとかいうことも全くないのに、占いの本などで見た二人の相性がすごく悪くて不安だと言うのですよ。何でも、ある占術本には『結婚をしたらどちらかが早死にをする』なんてことまで書いてあったそうで、ぜひとも霊視で見て欲しいと、ね…。

そこでいざ鑑定したわけなのですが、相手はなかなかきちんとした青年のようで、二人の相性や将来にも何の不安材料もないのに、その娘さんは『霊的な祈祷か何かで、悪い相性を良くしてくれないと、不安で結婚ができない』の一点張り。『そんな必要はない』といくら言い聞かせても納得してもらえなくてね、つくづく困り果てましたよ」

 嶺仁先生のその言葉には、私自身も大いに思い当たるところがありました。
 私も、以前、似たようなお客様を担当したことがあったのです。その方は、ある地方の祈祷師さんに結婚について見てもらってひどいことを言われたそうで、以来、そのご宣託を気に病んで、婚約破棄をするかどうかさんざん悩んだあげく、『紫苑』へ電話を掛けて来られました。

 最初に彼女を見た祈祷師さんを悪く言うつもりはありませんが、私が霊視する限りはお相手の方との悪い因縁やご先祖の問題などもまるで見当たらず、どこをどう見れば結婚で不幸になるなどと断言できるのか大いに首をひねりました。その時は私も嶺仁先生と同様に「何の心配もありません」という言葉を馬鹿正直に繰り返して、ひたすら安心させようと頑張ってみたのですが、やはりそのお客様は鑑定時間の最後まで納得されず、後で聞いた話では、そのお客様は『紫苑』で何人かの鑑定師に掛け持ちで同じ相談を繰り返した末、いつの間にか予約電話も来なくなってしまったとか。
 彼女が私共への電話相談で納得されて幸せな結婚生活に入られたのなら良いのですが、もし祈祷師さんの言葉を信じ続けて結婚を取りやめられてしまったのだとすると、他人事ながらとても悲しい想いがいたします。

 人間というものには、どうも自分から不幸になりたがる無意識の性癖があるようで、そこに先の祈祷師さんのような無責任な言葉を投げかけられると、たとえそこにきちんとした根拠がなくても言われた本人には悪い暗示として心に深く刻まれてしまうもののようです。不慮の事故や天災、重い病気などの降って湧いたようなトラブルは別として、日常生活で人々が遭遇する多くの不幸というのは、案外、私たちの心が勝手に作り出しているものなのかもしれません。


因縁や霊障を怖がる前に

 嶺仁先生やあき先生など紫苑の人気鑑定師たちも同じことを言われるのですが、「最近は、何でも霊や因縁のせいにして必要以上に気に病む相談者が多い」ようです。

 テレビや雑誌を見ると、心霊特集やらオカルトめいた番組やらが相変わらず人気を保っていますが、そういうものの影響もあるのでしょうか。電話相談でも「恋愛がうまくいかない、なかなか結婚できない…これって霊的な因縁ですか?」と聞かれることがよくあります。

 私共『紫苑』では、そのものズバリ『霊視鑑定』と名打っている通り、霊能者による運勢鑑定を提供させていただいております。でも実際に鑑定をしているプロの立場から言わせてもらえば、ご先祖や前世因縁などによる恋愛トラブルというケースは、皆さんが思っているほど多くはないのです。ほとんどは、人間対人間のレベルでも心理の行き違いや、マイナスの思いこみなどが原因となっていて、カウンセリングによってそれを取り除くだけで、生まれ変わったように幸せになっていく相談者を、私を含めた鑑定師たちは大勢見ております。

 たしかに霊学的に考えれば、人間社会に起きる全ての出来事は、目に見えない世界にそもそもの原因を持っているわけですが、それを拡大解釈して、なんでもかんでも霊障や悪因縁のせいにしてしまうのは、まったく無意味なことだと思います。

 また、たとえ霊の祟りなどの影響で結婚運にかげりがあるとしても、本人にそれをはね返すパワーがあれば、そうした見えないパワーというものはじつは恐れるに足りないものなのです。不幸を呼び込んでしまうのは、霊よりもその方の心の持ちように歪みがあるからで、目に見えないネガティブな波動につけこまれてしまうのも(普通の霊能者はこれを悪い因縁・悪霊などと呼ぶわけですが…)、もともとは本人に原因があるとも言えるでしょう。

 こういうタイプの方は、どうも暗示にかかりやすい性格でもあるようで、先に書きました祈祷師を信じて結婚を取りやめてしまったかもしれない女性なども、まさにこのタイプだったのでは…と思います。


占いで運命は決まる?

 世の中のいわゆる占いというものは、たとえそれがどんなに的中率の高い理論であっても、その人の運命を100%言い当てることは絶対にできません。自分自身も鑑定師という職業に就いている身でありながらこんなことを書くと非常に無責任に聞こえそうですが、この事実は私だけではなく多くの占術家や運命研究家の方も似たような言葉でおっしゃっていると思います。
私たち人間には、自分自身の意志というものがあります。

たとえ、運勢的には最悪な状況でも、何とか好転したいという本人の強い意志と努力が介在すると、起こりうるトラブルを最小限に抑えることができます。また逆に、どんなに幸運で大発展できる機運の下にいても、本人に天への感謝や地道に努力する心が無ければ、ちょっとツイているなと感じる程度の平穏な日々が過ぎていくだけでしょう。

恋愛や仕事などの重要事を成功に導けるかどうかは、持って生まれた運や資質も大切ですが、それ以上に天から与えられたチャンスを確実にものにする洞察力と日頃のたゆまぬ努力にかかっているのです。占いというものは、そのおおよその時期を知るための道具であって、決して幸運を作り出す魔法のようなものではありません。

面白いことには四柱推命や西洋ホロスコープ、インド占星術などの、いわゆるよく当たると言われる理論に基づいた正確な鑑定の結果と、私たちが行っている霊視による鑑定の結果が、ほとんど一致するという現象がたまに起こります。これは恐らく、運勢学の占術家や研究家の方々が理論に基づいて導き出す運勢を、私たちは霊的な直感や透視力によって察知しているのではないか…などと私はぼんやりと考えているのですが、ただしそこで忘れてはならないのは、占術で導き出されるその人の運勢というのは、あくまで「こういう星の下に生まれた人間はだいたいこういう運命をたどる」という一種の予測図のようなものであって、決して避けられない絶対の宿命ではない、ということです。

天気予報で今日は晴れと言われても、曇ってしまったりにわか雨が降ったり、ということがたまにありますね。あれと似たような現象が、人間の運勢にも起きるのです。

ですから、もし皆さんが、占いなどで悪いことを言われたとしても、それを必要以上に気にすることもありませんし、良いことを言われたからといって油断してしまうのも禁物。雨が降ったら傘を差し、温かくなったら上着を脱ぐように、あらかじめ傘やコートを用意しながら臨機応変に生きていける人こそが本当に賢い人なのではないかと思います。

と、まあ思いつくままに書き連ねて来ましたが、「占いの結果と霊視鑑定の結果が同じなら、別に霊視で見てもらう必要はないじゃないのかな…」と思った方もいらっしゃるかもしれませんので最後に少し補足させていただきますね。

易占や四柱推命の元になっている中国の陰陽五行論にしても、また古代バビロニアに発祥すると言われる西洋占星術にしても、何千年もの昔から多くの研究家たちが研鑽してきた精密な運勢理論ですから、その道の達人と呼ばれる方が占えば、かなり正確にその人物のプロフィールや未来を的中させることができるのは当然であると思いますし、その占断結果と霊視による鑑定結果が似たようになることがあるというのは、スピリチュアリズムの視点から見ても非常に興味深いことです。ただし、実際の鑑定カウンセリングという場では、理論から導き出されるそうした占いには無い霊視鑑定ならではの強みというもあるのです。

一言で言えばそれは、相談者やその周囲の人間関係のまさに『現在の状況』をつぶさに見通すことができる、ということでしょうか。

たとえば、恋愛関係を見る場合でも、通常の占いであれば、あなたの性格や運勢はこう、それに対して彼はこう、だから相性が良い、または悪い、結婚したら二人の未来はこうなるでしょう…という言い方をすると思います。例外的にはホラリー占星術や易断など、その瞬間の状況を占える理論もありますが、それらから導き出される結果というのは、何らかの行動を取った場合に失敗するか成功するか、ということに焦点が当てられており、予め相談者本人が積極的に行動を起こすことを前提にした時にのみ有効性が高いものです。また、相談者がもっとも知りたい恋愛相手の心理や自分自身の本心などについても、象徴的な言葉で語られるに過ぎません。

それに対して霊視鑑定の場合は、あなたの心の底にある本当の気持ちはどうなっているのか、そして今、彼は何をしていて何を考えているのかを見通した上で、そういう相手に対してどう行動するのが(あるいは、どういう心構えでいるのが)ベターなのか具体的で分かりやすいアドバイスをいたします。もちろん縁が薄いから、あるいは相性が悪いから即、その恋愛はダメという言い方もいたしません。たとえどんな運命であれ、現実に一組の男女が出会ったからには、そこには何らかの縁があったわけですし、その縁を永遠のものにしたいと願う気持ちが生じた時点で、紛れもない相談者自身の意志が存在しているのですから、その真摯な想いをないがしろにすることは絶対にできない、と思うからです。

…何だか自分の仕事の宣伝するようで少し心苦しくもありますので、この辺でひとまず筆を置かせていただきます。

占いの結果が少し悪かったといって簡単に落ち込まないこと!心理の落ち込みは不要な不幸を呼び込むだけです。何よりも大切なのは、幸せになりたい、というあなたの意志なのですから、それがある限りは必ず想いは叶う…くらいの自信と心意気で2005年を楽しく過ごしてまいりましょう。

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