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天紫苑のパワースポット紀行
 
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第2回 恐山とイタコ
皆様からご好評いただいております、この天紫苑のパワースポット紀行。今回が第3回目となりました。さて今回、私がご紹介致しますのは、熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)と青岸渡寺(せいがんとじ)になります。日本一の標高を誇る富士山が、ユネスコの世界遺産に登録されたことは記憶に新しいのではないでしょうか。こちらの熊野那智大社と青岸渡寺も、富士山よりも9年前の2004年の7月にユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録されている非常に貴重なものなのです。熊野那智大社と青岸渡寺は文字通り神社と寺院なのですが、鳥居や山門から入り直す必要も無くお互いの境内は簡単に行き来できます。明治の神仏分離令以前は、同じ管理だったというのがわかりますね。
実は私の周りには、熊野那智大社と青岸渡寺を参拝したことがあると言う人が意外に多く、皆さん口を揃えておっしゃることに“境内からの眺めの良さ”と“空気の清浄さ”があります。なるほど、私も実際に足を運んで感じたことに、確かに標高およそ500メートルの場所に位置する境内からはとても眺めが良く、目の前に広がる空間に吸い込まれるような気持ちに陥りました。無理に霊能力を使わなくても、たとえば自分の魂と身体が勝手に離れ、身体をその場に留めたまままるで空を飛んでいる幽体離脱をしているかのような気持ちになれたのです。それに自家用車やバスで来られるとは言え、社殿や堂宇はもちろんのこと、山全体から漂うオーラによって空気の清浄さが保たれ、一大聖域がここには築かれていることが感じられました。山全体が強力な霊力を貯め込んでおり、邪霊や低級霊などは入るどころか近寄ることすらできないでしょうね。これこそまさに万人に向いたパワースポットと呼べるでしょうか。
私は先に熊野那智大社から参拝しました。鳥居をくぐって右手にスッと拝殿まで伸びる参道。地面から清らかなオーラが漂っているのが視て取れました。参拝者が抱え込んだ負の因縁を、神々が綺麗に落としてくださる光景が目に浮かびました。ところで熊野三山の神社と言えば、日本サッカー協会のロゴにもなっております“八咫烏(やたがらす)”の影響からか、勝負事でのご利益と思われがちですが、実は縁結びにも強いご利益を授けてもらえます。私ども霊能者への電話占いももちろんですが、縁結びの参拝では熊野那智大社をお勧め致します。一方の青岸渡寺ですが、こちらは西国三十三観音霊場という日本で最も歴史のある巡礼霊場の最初の寺院(第1番札所)になります。本堂前の鼎から漂ってくるお線香の煙が仄かに鼻腔を刺激し、熊野那智大社への参拝とはまた違った見えない力が私の霊感を刺激してきます。観音様が祀られている本堂はもちろんなのですが、こちらの青岸渡寺のベストスポットは三重塔と那智大滝(熊野那智大社の別宮・飛瀧神社の御神体)が同時に見える場所でしょう。その美しさはまさに、筆舌に尽くし難いと言える景色です。
今回の私の熊野那智大社と青岸渡寺の参拝日は、連続した雨天の中にポッカリと晴天に恵まれた一日で、それはもう場・空気・景色すべてから新しいパワーを受け取るに相応しい日だったと言えましょう。日頃の鑑定で受けて溜め込まれた念を落とし、文字通り魂から生まれ変わるに持ってこいの紀行となりました。だからこうしたパワースポットと呼ばれる場所を定期的に訪れることは、大切なことなのだなあと実感した次第であります。

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